先日、大阪府立大学獣医臨床センターにて診察していただいた後、少しずつ体調も戻りつつあったのですがまた新たな悪いことが起きてしまいました。
いままでとは全く違うかたちで発作のような症状が突然起こりました。
少しずつ気持ちが落ち着いていた母ですがまたまた涙が止まらなくなってしまいました。
10月15日 朝突然の発作
ようやく落ち着いてごはんも食べれるようになってきていたのに朝6時半ごろ突然、キャンキャンと大きな声で鳴きはじめてくるくる回って暴れだしたのです。
とにかく痛そうな状態なのはわかるのですが暴れるので止めようもありません。
トイレにおしっこをした後、突然ですので何が何だかわからずおろおろしてしまいとにかくかかりつけの先生宅に電話しました。
旦那ちゃんに見てもらいながら電話をしたのですが、とにかく鳴くのでわたしたちもパニック状態。
痛いときと治まるときがあるようでかわいそうなのですがどうすることもできません。
マットには脱糞したあとがありましたので便を出すときに痛かったのか・・・とも思いましたが先生と連絡がつきましたのでとにかくクレートに入れて病院へ急ぎました。
そのころには痛くなかったのか静かに載っています。
時間的には2~3分間の出来事でしたがすごく長く感じました。
なぜ、どうしてこんなことになったの・・・怖くてかわいそうで涙があふれて止まりません。
診察
胸水の状態も見ていただいたのですが今はほとんどないようです。
そのせいかどうかわかりませんが体重がかなり落ちてしまいました。
ごはんが食べれていたので血液検査の結果はよかったものの、今回の発作はもしかするとてんかんの発作の可能性もあるかもしれない、という先生のお話でした。
動画を確認できればわかりやすいとのことでしたが初めての状況にわたしたちはパニックで動画を撮る余裕はありませんでした。
もしも次回こういうことがあれば、抱いたりなだめたりする必要はなく、暴れてぶつかったりすることを防ぐくらいしかできることはないので動画を撮ってきてくださいとのことでした。
初めての症状なので今回の件は様子見となったのですが左足の動きがにぶくなってしまいました。
立たせても左足を浮かせる仕草をします。
足も診ていただきましたが骨折や痛みがない状態ですのでこちらも様子見です。
その後
すっかりおとなしくなったのでほっとしましたが足が気になります。
抱っこしてトイレに立たせても少し左足を浮かせています、どうやってトイレをさせてやったらいいんやろ・・・とにかく1時間ごとにトイレに立たせてみよう。
そうしてお昼頃でしょうか、ふと自分で立ち上がって自分でトイレにいっておしっこをしてくれました。
あれ、足もう大丈夫なのかな。
うろうろするわけではありませんがトイレをしたいときにはちゃんとトイレにいくようになりました。
とりあえずホッとしました、簡単なことでもひとつひとつできることが嬉しくたまらないのです。
ただ、今まであった食欲がすっかり落ちてしまいました。
2日後には内視鏡検査の予約を入れていますので当日は絶食です。
何とか食べさせなければどんどん体重が落ちてしまいます。
結局、内視鏡検査の前日の夕方になってから食欲が少しでてきたのですが、その夜からまた下痢にもなってしまい体調よくないままの受診となってしまいました。
お守り
内視鏡検査の前日は休日でしたので家族にけんちゃんを見てもらっている間に神社に行ってお守りをいただいてきました。
お守りの色は赤と緑があったんだけど、けんちゃんはかわいいからかわいい赤をチョイスしたよ。
当日はクレートに付けて一緒に病院に行ってきます。
大阪府立大学獣医臨床センターにて内視鏡検査
10月某日9時に予約ですので通勤時間と重なることもあり早めに家をでなくてはなりません。
この日は旦那ちゃんは仕事休めませんでしたのでわたしひとりで行ってきました。
和歌山を抜けるまでは渋滞していた箇所もありましたが峠を越えると車が少なくなり予約10分前になんとか到着。
診察→内視鏡検査実施
内視鏡検査をするには全身麻酔をかけなければならないのでまずは血液検査をします。
前回との比較のためにもう一度超音波検査(エコー)やレントゲンもします。
昨日からの下痢が影響しているのかわかりませんがまたアルブミンの数値が1.5に下がっています。
ベストは状態ではないけれどこの先改善されなければ検査自体を受けることができなくなってしまうかもしれない、と先生に言われ下痢でかわいそうでしたが内視鏡検査をうけることになりました。
結果
けんちゃんが受けた内視鏡検査は口からと肛門からになり約30か所の腸内の組織を採取して1週間程度で結果がでます。
蛋白漏出性腸炎、リンパ管拡張症、腸のリンパ腫などの病気がわかるそうです。
内視鏡検査の所見では肉眼的には悪いものかどうかはわからなかったものの、腸自体に腫れが見られるのが気になるとのことでした。
病名を確定できれば治療方針も方向性を持たせていくことができるそうなのでこの日から結果がでるまでの1週間はわたしも胃が痛くなりそうです。
けんちゃんはつらい検査にも耐えてくれました。
元気、とは言えない状況だけど頑張ってくれているのはわたしに伝わってきます。
こんなに頑張っているけんちゃんにわたしはできるだけのことをしてあげたい! 泣いてる暇はないぞ!って思うんだけど涙がでてきちゃうんだよなぁ。
とりあえずは帰ってゆっくり休んだら、ごはんにしよう。
流動食からのスタートだけどちょっとずつ一緒にがんばろうね。
結果を先生から聞いてブログで報告することができるのかどうか現時点ではわかりませんが、どのような結果であっても大事なけんちゃんを守っていきますね。
獣医臨床センター 内視鏡検査の費用
犬の内視鏡検査についていろいろ調べてみると方法や費用などを気にされている方がたくさんいらっしゃるようでしたので内視鏡検査の費用について書かせていただきますね。
犬種や病状などで差があると思いますので参考程度にお考えくださいね。
我が家の愛犬は8歳♂チワワ、低アルブミン血症の原因となる腸の病名確定のための内視鏡検査、遺伝子検査の費用となります。
● 診察料 1640円 ● 検査料 88640円 ● 処置料 2160円 ● 調剤料 820円 ● 薬剤料 4280円 ● 注射料 2970円 ● 麻酔料 14700円
合計 115210円
大阪府立大学獣医臨床センターでは現金以外ではカード支払も大丈夫です。
JCB,VISA,マスター,アメックス他にもいくつかOKのようでした(シールが貼ってあっただけで確認はしておりません)