わたしは8歳になるチワワの愛犬にかわいそうなことをしてしまいました。
おもちゃで遊ばずいろんなものをぺろぺろする癖のあるコだったので咳を咳だとは認識していなくてずっとそのまま放置してしまっていたんです。
もう一点、わたしや家族はチワワのけんちゃんの体型をずっと『太っている』と思い込み、フードも低脂肪のダイエット用のみ毎日40gを長い間与えていました。
上記の大きな過ちが原因で今回、8歳チワワのけんちゃんは『低アルブミン血症』を発症してしまいました。
ばかな飼い主だと思っています、情けないです、反省しかないです。
ブログで楽しいことを発信しよう、と考えていたのですが今のわたしの生活にはけんちゃんのことが心配で心配で他のことは考えられないのです、申し訳ありません。
8歳チワワ けんちゃんの症状
もし同じような状況のワンちゃんがいればすぐにでも病院に連れていってあげて欲しいので恥を承知で動画にアップしてみました。
ずっと前からこのようなむせるような咳をしていました。
ずっと前からとはいつ頃からか覚えてないんです、全然気にしてあげることができませんでした。
特に動きがおかしいとは思っていませんでしたのでまったく普通の生活を続けていて10月に入ったころからやたら咳の回数が増えてきました。(飼い主はまだ咳だとは思ってません)
おかしいなぁと思いながらも放置。
10月4日の夜の時点で呼吸の様子がおかしい? 早い? と心配になってきたもの寝れないほどでもないのと晩ごはんは普通に食べていたので次の朝、病院に連れていこうと初めて思ったのでした。
病院 →診察 →最初の診断
この日はいつもお世話になっている病院がお休みの日だったので友人がかかっているという隣りの市の病院を教えてもらい行ってみました。
先生にはわたしが思っている症状を伝え、上記の動画を見せたところ先生が「咳ですね」をおっしゃったので愕然。
ずっと放置してしまってた・・・。
先生は聴診器で丁寧にけんちゃんを診て下さり、もう一言。
「このコ痩せてるんでもっと食べさせてあげてください」
『え!けんちゃん痩せてるの???』
わたしはペットショップなのでチワワを見かけるたびにうちのチワワけんちゃんはデブやわ、ってずっと思い込んでいたのですが先生のおっしゃる通りあばらや背骨の感触がそう言われてみればわかりやすいような。
毎日一緒にいるのに気付いてあげれないなんて本当に飼い主失格です。
先生は胸の音はそれほど悪くないからお薬をだすのでそれで様子診てくださいとおっしゃられ、気になるのならレントゲンや血液検査しますよとも付け加えられましたのでわたしは咳が気になったのでレントゲンをお願いしたのです。
レントゲン後の診断
レントゲンを先生にお願いしたあと、結果がでたようで名前が呼ばれました。
その後信じられないようなことを告げられたんです。
「よくない状況がわかりました、胸水が貯まっています、腹水も少しありますね」
もう、わたし何がなんだかわからなくなってしまいました。
そんなことがあるの? このコどうなってしまうの? 死んでしまうの? どうしたらいいの?・・・
いい大人なのですが本当に情けない飼い主です。
胸部の水の色を見ると確定的ではなけれど判断材料になること、血液検査をしなければならないことを伝えられ先生にお任せしました。
わたしは勝手に軽い気管支炎かもしれない、抗生物質もらえばすぐ治るよなどと考えていたので大ショック。
そんな呑気な状態ではないのに本当にバカです。
胸水除去 →血液検査
胸水を取って色を調べれば今後の治療方針がわかるということだったので承諾してけんちゃんに鎮静剤を打ってぼーっとしたところで胸部から胸水を抜きます。
今まで軽い病気しかしたことがないのでわたし自身がパニック状態です。
全ての除去をしたわけではないのですが透明の水が60~70ccも出てきました。
いつもおとなしくておりこうなけんちゃんは痛くて嫌なことをされてもおりこうさんにしています、それが余計に辛いんです。
血液検査の数値は以下になります(血液検査のときもおりこうさんでした)
血液検査の結果
● 白血球 8500個/ul ● 赤血球 663万個/ul ● ヘモグロビン 15.6g/dl ● ヘマクリット 49.2% ● GOT 48IU/L ● GPT 56IU/L ● クレアチニン 0.9mg/dl ● 血中尿素窒素 25.9mg/dl ● カルシウム 7.9mg/dl ● グルコース 84mg/dl ● 総蛋白 3.6g/dl ● アルブミン 1.1g/dl ● ナトリウム 145meq/dl ● カリウム 4.4meq/dl ● クロール 110meq/dl ● CRP 5.1mg/dl
検査結果は上記のような結果となりました。
肝臓、腎臓機能はOKなのですが問題はアルブミンの数値、これはかなり低い数値だそうです。
その後いろいろ調べてみたもののあまりいい状態ではないのは素人でもすぐわかります。
命にもかかわってくる状態までわたしは放置してしまっていたのでした。
検査後の病名診断は「低アルブミン血症」
低アルブミン血症の発症原因になる病気については現時点では診断不可能なのだそうです。
内視鏡など簡易には行えない検査でなければ病名確定できないらしくとりあえずは投薬にての治療となりました。
かかりつけの病院の先生もよく知ってるからデータ送るから次回からはかかりつけへ行ってもらっていいよ、と先生がおっしゃってくださったので次回からはそうすることにさせていただきました。
愛犬 けんちゃんへの想い
愛犬チワワのけんちゃんには本当にかわいそうなことをしてしまいました。
8歳は人に換算すると中年くらいになるそうですのでちょうど自分と同じくらいになるのでしょうか、そろそろいろんな不調がでてくる年代なのに、まったく気付いてあげられることができなかった自分が情けなくて、情けなくてたまりません。
大好きだったフードも目の前に置いても食べてくれませんので、ちょっとずついろんなものを工夫して手で少しずつ食べさせています。
わたしが投稿したこの記事を読んで不快な思いをされる方もたくさんいらっしゃるのもわかります。
でも、もしかしたらわたしのように咳を咳と感じていない方も中にはいらっしゃるのかもしれないと思い投稿致しました。
かかりつけ医に診ていただいてからも厳しい事態もありうる可能性を聞かされました。
わたしは本当に悲しくて申し訳なくて何を食べても味がなく、何を見ても見ていない、何を聞いても聞こえていない・・・といった毎日です。
今、わたしがけんちゃんにできることを一番に考えて、できることは何でもしてあげたいと思っています。
とりあえずはアルブミンの数値を上げなければならないのでタンパク質の多い食物を食べてもらえるように頑張ってみます。
その後の様子はまた記事にしていきます。
ダメダメ飼い主ですがまたドッグランで走ることができるようにしてあげたいと思っています。
最後までお読みいただきましてどうもありがとうございました。